あなたのハートをロックイン!

なーに言ってんだって感じですね。

ロックインという言葉ご存知ですか。
IT業界だと、よくベンダーロックインなんて言いますよね。

特定のベンダー(メーカー)の製品を利用するとき、周辺もそのベンダーの製品で固めることで、利便性は上がるが、そのベンダーに強く依存してしまうこと。

であってますか。

簡単に言うと、「囲い込まれ」てしまうこと、でしょうか。

私は前職もJavaプログラマで、そのときはあまりこのベンダーロックインについて強く意識していなかったのですが、 そのときは運用環境がCentOS + Tomcat5.5というオープンソースメインなものだったので、 操作について教えてもらいながら、Linuxなどのオープンソースソフトウェアの普及率なども知っていきました。
そこで気づいたのは、プログラマ

社内での専門スキル(業務スキル)だけでなく、普及率の高いオープンソースソフトウェアやデファクトスタンダードなソフトウェア(ミドルウェア、OS含む)に関するスキル

そういったものが必要だということでした。

とは言ったものの、それらを勉強してきたかというと全くしてこなかったのが私です。 現在でもヤバイことにJavaすらまともに書けません。

しかし最近になって、自分でも理由は良くわからないのですが、再び上記のことについてよく考えるようになりました。 きっと焦りのようなものなんだと思います。

前置きが非常に長くなりました。

ここでついに私はこのことをうまく表現できる言葉に気づきました。 それがロックインです。 ロックインは、それ単体でなく、様々な言葉と組み合わせることで、重要なことが見えてくるような気がします。

  • ベンダーロックイン
  • 会社ロックイン
  • コミュニティロックイン
  • 現場ロックイン(*1)
  • スキルロックイン
  • ロックインジャパン(*2)

誰しもが様々な枠組みに所属し、そこにロックインされていると言えるのではないでしょうか。 ある枠組みがあって、その中で特化していくことは尊敬すべきことだと思います。 しかし残念なことに、その枠組みは突然消えてしまうこともあります。

そんなとき、その特化したスキルが自身の中で一般化・抽象化され、他所でも活かすことができるかどうかが、 その後を大きく左右するかも知れません。

今いる環境や使用しているツールなどは、それを一般化したときに果たして自分は今までのように使いこなせるのか、一度問い直してみると良いと思います。


この記事は、ロックインについて考えているときに、以下のブログ記事を読んで、触発されて勢いだけで書いたものです。

blog.kentarok.org

  • (*1) 上記の記事からの引用
  • (*2) 私はアニソンしか聞きません